博多阪急 Valextra

ヴァレクストラ本社のマスタープランに基づいて日本へのローカライズデザインをしました。本国のレギュレーション記載のマテリアルは日本で入手できないものがあるため、できるだけレギュレーションに近づけた仕上げ材のサンプルを多数提案しました。

国内メーカーのタイルを店内中央のカウンターに採用し、見た目はシンプルですがタイルとタイルのとめ合わせ加工は難易度の高い施工となりました。壁に配された棚什器の下部は収納ボックスとなっていますが、それとは感じさせないように引き出しの加工に工夫をしています。同様に、ストックルームに通じるドアもドアという機能性を排し、空間を構成するアクセントカラーの面として見えるように設計されています。

ショップ中央のサインはアクリルに内照式のLEDで華やかに、対照的に壁につけられたスチールのロゴ切文字はダウンライトに柔らかく浮き上がる仕様になっています。